過酷な環境で使われるトラックは特に冬場の融雪剤などで錆びやすくなります。トラックのシャシに防錆塗装を施していると錆びにくく長持ちさせることができますが、長年使っているうちに防錆効果が低下してしまいます。今回は缶スプレーを使って、錆がひどくなる前に手軽にできるセルフケア方法をご紹介します!
防錆塗装用の缶スプレー
トラックのシャシを補修塗装する場合、一般的な黒塗料のスプレーや「シャシブラック」と言われる塗料を使用することがありますが、今回紹介するのは防錆効果のある塗料の缶スプレーです。
缶スプレーなので取り扱いが簡単でスプレーガンのような専門的な設備が不要です。
定期的に補修しても錆はでる
定期的に防錆塗装の補修をしているトラックでも写真のように部分的に錆が発生します。新車時に防錆塗装をしたとしても、長年メンテナンスをしなければ防錆効果が減少し錆が広がってきてしまいます。
自分でできる!防錆の補修塗装手順
①まずは塗装したくない部分にマスキングをします。
②マスキングテープやマスキングペーパを使って塗装したくないところを覆います。
③スプレーを吹きかけます。
塗装作業中はライトで塗装面を照らすと塗残しを確認しやすくなります。塗りムラ、塗り残しがないように確認しながらスプレーを吹きかけます。
④仕上がりを確認し乾燥させます。
以上で終了です♪
冬を迎える前にシャシの錆を点検しよう
融雪剤が撒かれる冬を前にシャシの防錆塗装の補修を検討しましょう。部分的な補修であれば缶スプレーの防錆塗装は手軽でコストを抑えることができます。専門的なスプレーガンも必要なく自分でメンテナンスをすることができます。ですが、塗装範囲が広かったり、錆の状況が悪かったりする場合は整備工場や塗装業者に相談するのも一つの手です。専門的なメンテナンスでトラックを錆から守り長持ちさせることができます。
防錆の補修塗装を定期的に行い厳しい冬の雪道からトラックを守るメンテナンスを実施してはいかがでしょうか。
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