大型トラックで運べる『油圧ショベル』の一覧表と基礎知識！

建設現場で使用する『油圧ショベル』ですが、国交省の建設機械動向調査によると、主要建設機械保有台数の約5割は油圧ショベルが占めているそうです。代表的な建設機械と言えるでしょう。

参考：国土交通省　建設機械動向調査

油圧ショベルの主なユーザーは建設土木業者だと思いますが、建機レンタルやリース会社が所有しているケースも多くあります。

トラック架装メーカーである当社には、重機運搬車の製作に関するお問い合わせが近年増えており、積み荷に関するご質問をよくいただきます。

そこで今回は「大型トラックで運搬できる主要建設機械のサイズはどのくらい？」といったご質問にお答えするために、基礎知識とトラックで運べるサイズについて解説していきます。

基礎編

油圧ショベルの種類とサイズと名称

よく使う用語

大型トラックで運べるサイズは？

一般的にミニショベルは全てトラックで運ぶことができます。中小型ショベルになると運べるものと運べないものがあります。

大型～超大型ショベルになるとトラックでの運搬は難しいので、トレーラーなどで運搬します。

車両によって積載可能な最大積載量は異なりますので、重機運搬車の製作時には積み荷に合わせた打ち合わせが必要です。当社では目安の基準として、13,500kg以下の重機は製作できるケースが多いです。

しかし、オプション仕様によっても異なりますので、お客様と打ち合わせを重ね製作を行っております。

大手建機メーカー　油圧ショベル一覧表

・コマツ

・住友建機

・日立建機日本

・コベルコ建機

・日本キャタピラー

上記の大手建機メーカー5社の油圧ショベルラインナップの中から、大型トラックで運べるサイズの目安として運転質量が13,500kg以下の機種を一覧表にまとめました。

あくまでも、当社にて重機運搬車を製作する際にトラックで運べるサイズを基準としております。

以上をまとめると、一般的にミニショベルはすべて運搬できます。中小型ショベルの場合は、バケット容量0.52㎥（コンマ5.2）程度までは13,500kg以下の機種があり、機種によっては大型トラックでも運搬できます。

こちらはあくまで目安となりますので、製造打ち合わせ前の参考までにしてください。油圧ショベルの機種によっては、バケット容量が小さくても機械質量が大きいタイプもあるため注意が必要です。その他、桟橋の種類やオプション仕様によって積載できる重機は異なりますので、架装メーカーに相談して検討をしてください。

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