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トラックの全長はどう決まる?設計の豆知識を紹介!社員ブログ_Vol.3

トラックの全長はどう決まる?設計の豆知識を紹介!社員ブログ_Vol.3

私は昨年総務からマーケティング課に異動となり、主に平ボデーの構想設計を担当しています。

重量検討書や外観三面図の作成業務などお客様のご要望にお応えするべく、日々勉強中です!

設計の知識を生かした私なりのブログを皆様にお届けできればと思っています。

よろしくお願いします☆彡

 

今回は『トラックの全長に関する設計豆知識』をご紹介します。

 

 

荷台の長さってどう決まるの?

 

と、気になる方も多いかと思います。

 

「荷台は出来るだけ長くしたい!」

「大型トラックの全長は12m以内のはずだから、ギリギリまで伸ばしたい。」

 

 

このようなご相談をいただきますが、

実は、出来ないことも多いのです…。

 

 

ギリギリまで伸ばせない理由とは?

 

伸ばせる箇所であるリヤオーバーハングは、

平ボデーではホイールベースの1/2以下と定められており、

それを超えて伸ばすことは出来ないのです。

 

ちなみに、

バンボデー車両運搬車などの積載物が車体からはみ出すおそれのないものに関しては、

リヤオーバーハングがホイールベースの2/3以下と定められています。

 

 

例題で見てみましょう

 

 

(例)ホイールベースが6.5mの車両の場合

 

6.5m÷2=3.25m

 

1.3m(フロントオーバーハング)+6.5m(ホイールベース)+3.25m(リヤオーバーハング)

 

=11.05m(全長)

 

上記の例のように、最大全長の12mまでは0.95m残っているはずが、

全長は11.05mにしかならないのです。

 

 

このように全長12mを実現できないことが多いのです。

また、ホイールベースは車両によって異なるので、

自ずとリヤオーバーハングや全長にそれぞれ制限がでてきます。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

 

これからも設計に関する豆知識を発信していきたいと思います♪

 

今後ともよろしくお願いいたします(*- -)(*_ _)ペコリ

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