㈱いそのボデー コーポレートサイトはこちら

先進安全自動車(ASV)とは?補助金と支援内容【令和4年度】

先進安全自動車(ASV)とは?補助金と支援内容【令和4年度】

先進安全自動車(ASV)とはAdvanced Safety Vehicleのことで、

先進技術を利用して『ドライバーの安全運転を支援する技術を搭載した自動車』を指します。

 

国土交通省では、ASVを普及させるために「ASV推進計画」を掲げています。

こちらはASVに関する技術の開発・実用化・普及を促進するプロジェクトであり、

平成3年度から約30年にわたって取り組んでいるそうです。

 

第1期から5年ごとの推進計画があり、

現在では第7期(2021年~)「自動運転の高度化に向けたASVの更なる推進」を基本テーマとして

下記の推進計画を実施しています。

【第7期ASV推進計画】

  • 誰もが使用する技術となったASVの正しい理解・利用の徹底と効果的な普及戦略
  • ドライバーの操作に対してシステムの操作を優先させる安全技術のあり方の検討
  •  通信、地図を活用した安全技術の実用化と普及に向けた共通仕様の検討
  •  自動運転車が備えるべき安全の範囲・水準の探索のための考察

 

【補助事業の概要】

国土交通省が令和4年度、事故防止対策支援推進事業において実施する補助事業は4つの支援です。

①先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援

②運行管理の高度化に対する支援

③過労運転防止のための先進的な取組に対する支援

④社内安全教育の実施に対する支援

 

これらの支援のうち、①先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援を説明します。

 

下記の装置を搭載した事業用の車両を購入等する場合に、

下記の金額を上限としてASV装置購入に係る費用の2分の1の補助を実施しています。

 

※補助対象車両:令和4年4月1日以降に購入(新車新規登録)した車両
※補助申請の受付:令和4年7月22日から令和4年11月30日まで

<令和4年9月26日現在の情報>

補助対象装置 補助対象車種 補助率 補助上限
衝突被害軽減ブレーキ
(歩行者検知機能付き)
  • 車両総重量3.5t超のトラック
  • バス
1/2 100,000円
  • 貸切バス(中小事業者等以外)
1/3 67,000円
    • ふらつき注意喚起装置
    • 車線逸脱警報装置※
    • 車線維持支援制御装置

※車線逸脱警報装置はタクシーのみ対象

  • トラック
  • バス
  • タクシー
1/2 50,000円
  • 貸切バス(中小事業者等以外)
1/3 33,000円
ドライバー異常時対応システム
  • トラック
  • バス
  • タクシー
1/2 100,000円
  • 貸切バス(中小事業者等以外)
1/3 67,000円
先進ライト
  • 車両総重量3.5t超のトラック
  • バス
1/2 100,000円
  • 貸切バス(中小事業者等以外)
1/3 67,000円
側方衝突警報装置
  • 車両総重量3.5t超のトラック
  • バス
1/2 50,000円
  • 貸切バス(中小事業者等以外)
1/3 33,000円
統合制御型可変式速度超過抑制装置
  • バス
1/2 100,000円
  • 貸切バス(中小事業者等以外)
1/3 67,000円
アルコール・インターロック
  • トラック
  • バス
  • タクシー
1/2 100,000円
  • 貸切バス(中小事業者等以外)
1/3 67,000円

 

詳細について気になる方は、国土交通省のホームページから確認してください。

補助金や支援はできる限り有効活用し、ヒューマンエラーによる交通事故ゼロの実現に向けて取り組んでいきましょう!

 

<参考URL>

国土交通省:

先進安全自動車(ASV)の導入に対する支援(令和4年度)

https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/01asv/esc_04.html

第7期ASV推進計画について

お役立ち情報カテゴリの最新記事